黄泉がえり

 スマップの草薙剛主演で話題になっている映画「黄泉がえり」の原作読みました。映画には関心がなかったのだけど、原作が梶尾真治。っていうことはSFじゃん、とSF好きの僕は興味を持って読んだのでした。この作品が新潮文庫の文句だと、「泣けるリアルホラー」となっているのがSFを取り巻く状況を示しているようで悲しいです。実際、人情SFといった趣で、SF者じゃない人にも薦められて、SF者でも面白いといういい話でした。でも、僕はSF小説は好きなんだけれど、SF映画はあまり好きじゃないんだよね。派手な映像に頼りすぎで。
 映画も見てみたいね。ファンタジーっぽくなっているみたいだけれど。草薙は好きだし。今テレビでやっている「僕の生きる道」もいい演技していますし。